前に、WOWOWでドラマになっていたのを見たので、
図書館で目について、借りてきました。
四歳の女の子が誘拐されて、
その被害者宅に、犯人により盗聴器が仕掛けられていることから、
捜査が難しくなって、状況が二転三転していく様子が描かれていました。
担当の刑事目線で、ちょっと硬めの語り口。
盗聴器による見えない檻に入れられているかのような閉そく感に、
息苦しいリアリティがあって、どんどん読み進んでいきました。
連城三紀彦の作品は初めて読んだのですが、
読みやすくて面白かったです。
またほかの作品も読んでみたいな。